こだわり歴史塾

私が調べた人物の歴史を中心に、歴史の事を書いていきます。

地方の武士団に立てられる、源氏の「貴種」たち

地方の実力者たちは、中央政府に対抗するために、源氏の「貴種」たちを擁立して、自分たちのための政権づくりに役立てようとします。

 

源頼朝に対する、伊豆の北条時政

木曾義仲に対する、信濃の今井兼遠。

源義経に対する、陸奥藤原秀衡

源希義に対する、土佐の夜須行宗。

 

などが挙げられます。

 

アンチ平家の誕生

治承・寿永の乱は、治承4年(1180)から元暦2年(1185)にかけて、全国各地で6年間にわたる大規模な内乱です。

 

源頼政の挙兵から平氏の滅亡までという、源氏と平氏の合戦、源平合戦ともいわれていますが、内実はむしろ全国的な地方武士の反乱でした。

 

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出家する武士たち

平安末から鎌倉時代には、多くの武士達が出家していった。

 

この時代の仏教運動を進めた僧たちも武士出身者が多く、名前を挙げると、

浄土宗の開祖・法然

本格的な禅を日本に伝えた臨済禅の祖・栄西

時宗の開祖・一遍。

 

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都人の東国への偏見

吾妻鏡』の"吾妻"とは古い言葉で、"東"のことを指す。

 

和歌で「吾妻」と使われれば、枕詞で「鳥が鳴く」と続きます。

 

では何故、鳥が鳴くなのでしょうか?

 

 

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画期的な鎌倉幕府

律令国家における武士達、その代表的な人たちは、朝廷に敵対する夷狄や反逆者たちを討伐し、その武名を京にたずさえて、社会的なステータスを上げていった。

 

 

平将門の乱を鎮圧した、平貞盛

前九年・後三年の役を討伐した、源頼義・義家。

源義親の乱を討伐した、平正盛(平清盛の祖父)。

 

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