こだわり歴史塾

私が調べた人物の歴史を中心に、歴史の事を書いていきます。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

官打ちと死の予感

「官打ち」という言葉は今も使われる言葉で、分不相応な官職につけることで相手がそのプレシャーに負けて、命を縮めるという一種の呪いです。 後鳥羽上皇は源実朝に対して、仕切りに官位を薦め、実朝は権大納言、兼左大将、内大臣と昇進して、27歳にして右…

鎌倉3代将軍・源実朝の渡宋計画

治承4年(1180)平氏によって東大寺の大仏殿が焼かれました。 しかし翌年すぐに復興が開始され、重源が造営のための勧進(かんじん)を始めた。 勧進とは、寺院の修理や建立のために、人々に仏教の教えを説いて、費用の寄付を集めることです。 現在の東…